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可能な限り国内で修理対応いたします。


長く使っていただきたいという思いから弊社ではお買い上げいただいたYOTHAKA製品について可能な限り補修対応をいたしております。

写真下2枚はちょうど今補修しているNEW TINY CHAIR。約10年お使い頂いた商品になります。乾燥するに従ってウォーターヒヤシンスが細くなり隙間ができる劣化の中で最も多い症状になります。


■ウォーターヒヤシンス編みこみ補修 専用の工具を使いながら一本一本丁寧に編み込みを行い隙間を埋めていきます。弊社では即修理のご要望にお応えできるように、補修用のウォーターヒヤシンスや他素材、専用の染料等も常備して対応いたしております。


専用の工具を使いながら一本一本丁寧に編み込みを行い隙間を埋めていきます。

左が編みこみ補修前、右が補修後になります。現在在庫しているウォーターヒヤシンスのカラーが少しグレイっぽいのでこの状態であればよく見るとどこが補修箇所かお分かりいただけるかと思います。実際にはこの工程の後でカラーを入れていきますのでよほど意識していなければ補修していることに気がつかない場合がほとんどです。


■ウォーターヒヤシンス部分のこすれ傷。

ご使用時に衣服や体が擦れる部分に生じる擦れ傷、これも長くお使いの場合にはよく見られる症状です。基本的には元通り直すことは不可能なのですが目立たなくすることは可能です。細かなささくれ部分を丁寧に取り除きペーパーを掛けて表面を滑らかに、その後カラーを入れていきます。


■カラー

まずこれから色を付けていく部分のこすれ傷にサンドペーパーをかけならした上で専用の染料をハケで丁寧に入れていきます。ウォーターヒヤシンスの状態や元のカラーでまだらになってしまうことをなるべく防ぐため、新品時のチョコレート色とブラック色の中間くらいのカラーを補修用として使用しています。


ウォーターヒヤシンスに擦れ傷がある場合、それ以外の部分とどうしても発色が変わってしまうためこのように手作業で少しづつ様子を見ながら色を付けていきます。


■完成

色を付け十分に乾燥させて作業完了。 オリジナルよりも少し濃い目で仕上がりますので予めご了承ください。この後座面を取り付け出荷となりますが、ご希望があれば座面も合わせて新しい物に交換させていただくことも可能です。

(ちなみに、現在はウォーターヒヤシンスのみの対応となっておりますがこの夏から、リアナ、リパオ両シリーズも補修対象商品となる予定です。)

なお商品によっては構造的に補修が難しい場合も有りますのでまずはお問い合わせください。



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